“心配事の9割は起きない”と言われています。
落ち着いて自分の負の感情と向き合いましょう。
今日の記事ではあまり優しい表現はできていません。
しかし、HSPである私に向けて私自身が普段から強く言い続けていることが今回の内容です。
気分を害してしまうようであれば、記事を閉じてください。
それではよろしくお願いします。
辛い原因は?
あなたを苦しめているのは相手の言葉ではなく、“あなたがあなたに向けて作った言葉”であって、直接相手が何か言ってきているわけではないのです。
勿論、相手があなたの言動に納得いかず何か言ってくるならそこを解決すればよいのです。
しかし、ほとんどのHSP(繊細さん)は自分で自分を負の感情へ連れていきます。
そこに気付きましょう。
非繊細さんが感じている日常や考え方を少しずつ自分にも吸収して、頭の中の自分にとっての“常識”を塗り替えていきましょう。

非繊細さんの日常
あなたが思っている以上に周りの人たちは “あなた“ や ”あなたの行動“ に興味がありません。
会話が終わった時点で自分のタスクに再び入っています。
つまりは気にするだけ無駄です。
もうそこで話が終わっているのです。
HSPの方だと話し方を工夫して、最後まで会話が気持ちよく終われるように言葉を選んだり、会話が終わった後の去り方だったりを色々考えて動いていると思います。
どんなに親しい中であっても少しは考えていると思います。
でも、非繊細さんにとってそれは日常ではないのです。
非繊細さんにとってそれは過度な気遣いなのです。
私は職場の先輩に「よくそんなんで疲れないね」「気にしすぎだよ、大丈夫だって」と何回か言われたことがあります。
ということは“過度”なのです。※しつこくてすみません。
ここまで書いたように
あなたが深く考えて相手の機嫌を損ねないように努めていたとしても、相手が同じくらい気を付けて話してくれるとは限らないわけです。
つまりこれって気を使っている人間からしたら平等ではないですよね。
更にHSPの方は「自分が考えて動いているんだから、相手も同じくらい考えてくれてもいいのに」と考えてしまうこともあります。
それに関しては“過度な期待”です。
HSPはこの“過度な期待”のせいで苦しんでいるのです。
“過度な期待”とは?気遣いできるHSPの自分勝手な感情とは?
では話のベクトルを変えて、この“過度な期待”とは一体何なのかを考えていきましょう。
職場や友人などと会話やLINEなどをしていて「あれ?イライラしている?」「何か悪いことしちゃったかな?え、言い方が悪い?」なんて考えたりしたことないですかね。
では皆さん一旦手を止めて思い出しましょう。
それって、
どういう状況で
何故あなたはそう思いましたか?
- 恐らくあなたが想像していた返答ではなかったのでしょう。
- 相手の言葉のチョイスが思っていたのとは違ったのでしょう。
- 喋っている時の表情が思っていたのとは違ったのでしょう。
上記のどれか1つは当てはまると思います。
あなたの「こういう返事がくるだろう」という勝手な考えと、相手から返ってくる予想外の返答で勝手に傷ついているだけです。
言葉がキツイですがこれが“過度な期待”というものです。
“他人は他人、自分は自分”です。
自分の思ったように相手が動いてくれるなんてことは絶対にありません。
これは会話の中でも同じです。
相手からの返答を予想しすぎるのはやめましょう。
相手と自分が=(イコール)で繋がらなかったから何だっていうんですか?
相手の考え方を変えることなんて出来っこないです。
これは私を含めHSPの悪いところです。
目の前に起きていることを1つずつ解決していけばいいのです。
どうしてもスムーズに話を進めて、それを予定や作業に反映させたいという考えがあると思いますがそれには限界があります。
期待とは違う返事が来てショックを受ける時間があるなら、その分を次のアクションに移る時間へ使いましょう。

あなたは相手に何か悪いことをしましたか?
あなたが「あれ?何か悪いことしたかな?」ってことは何か思い当たる節があるということで間違いないですか?
ついさっきまでの相手とのやり取りを思い出して大反省会を始めて原因追求に努める方も中にはいると思います。
勿論ですが、何か失礼なことをしているのなら反省すべきだと思います。
しかし、ほとんどの方は別に何も悪いことなんてしていません。
原因は基本的に「思っていたのと違う」です。
ですから、先ほどにも書いたように“過度な期待”がダメなんですよね。
大反省会をするのは悪いこととは言いません。
何故なら“あなたが相手にとって失礼に当たることをしている可能性“は無いとは言えないからです。
しかし、もし自分がやったことが自分に返ってきて嫌な思いをしないようであれば別に気にしなくたっていいじゃないですか。
相手の反応がいまいちだと思っても、「まあいいや、言いたいことが伝わっていればそれでOK」と思えるくらいがちょうどいいわけです。
それ以上は深く考えずに自分のリラックスする時間にあてましょう。
何回も思い出しそうになったときは友人に連絡してどうでもいい会話をするのでも良いですし、趣味に没頭するのもいいでしょう。
今、例を挙げた自分に非がない悩み事を忘れてしまうことは別に悪いこととは思いません。
そのあとに相手が突っかかってきたり、あの時のアレが嫌だったと言ってきたらそこで話し合えばいいんです。
でも謝らなくてもいい時に謝るのはやめてください。
ずっとモヤモヤが続いてメンタルに来てしまいますからね。
理不尽な事を言う人間とは縁を切ることも大事です。
1人と縁が切れたからと言ってすべてが終わるわけではありません。
人との繋がりは自分の行動次第でいくらでも広げられます。
大丈夫です。
まとめ
今回の記事を整理すると
- あなたを苦しめているのは“あなた自身である”
- “過度な期待”は自分を辛くするだけ
- “他人は他人、自分は自分”
- 自分に原因がないとわかったら考えることをやめよう
- 縁を切ることも大切
以上になります。
分かっていて欲しいのは、間違えた解釈をしてしまうとただの自分勝手な人間を作ってしまう可能性があるということです。
今回の記事を読みながら、自分が普段考えすぎてしまっていることに気付いてくれたらと思います。
自分のクヨクヨ悩んでしまう部分を吹き飛ばして、いったん冷静になって考えましょう。
そしたら、少し心が楽になるかもしれません。
きっと普段から気を張っているせいでお疲れだと思います。
一緒に楽しい人生にしましょう。
ありがとうございました。