HSP(繊細さん)をパートナーに持つあなたに知っておいて欲しいことvol.1

HSP取扱説明書

Genkiです。

今回は“HSP(繊細さん)がパートナーだったときに知っていて欲しいこと“を記事にしようと思います。

何気ない一言に対してそれを深く考えてしまい、勝手に反省会を開いたりショックを受けてしまっているのがHSPです。正直、非繊細さんの方からしたら面倒くさいと思います

「いや、そうじゃなくて、、、」「なんでそう考えちゃうの?」と思うかと思います。

悪気はないんです。

あなたのことを思っているからこそ生まれてしまう感情だと思っていただけたら嬉しいです

とは言っても、「そうなんだ、そういう風に思ってしまったんだね、ごめんね」と非繊細さんのあなたが下手(したて)に出る必要はないです。

これは非繊細さんである あなただけの問題ではなくお互いの問題だからです。

HSPの方はもし会話の中で落ち込んでしまいそうな状況に陥ったら「相手がそんな風に言うはずがない、考えすぎだ、彼女(彼氏)を信じよう」という努力をするべきですし、非繊細さんの方には少しやわらかい表現をしてもらえたらそれでいいんです。

私はそう思います。

「HSP(繊細さん)だから」というキーワードを盾にして話してくるような人なら突き放してもいいと思います。甘えんなと。

もちろんお互いの努力や認識があってこそ成り立つ“繊細さん”と“非繊細さん”の関係です。

大きい音が苦手

作業音が大きい方が近くにいるとHSPはつらいです。

例えば、エンターを押す音が無駄に大きかったり、荷物を置くときに大きな音が出たり。

音を出してしまっている本人からすると無意識に起きてしまっていることだったり、仕方なく発生してしまうことだとは思うのですが、それらの音が出たときに

「あれ?イライラしているのかな?」「何か気に食わなかったのかな?」「私何かしたかな」と繊細さんは思うわけです。

私は普段から意識的に「この人が何かで怒っていようが私には関係ないからいいや。巻き込まれたくないし」と迫ってくる不安感を蹴り飛ばしているのですが、そうなるまでには不安を感じている本人の“本当の感情”と”それに対抗するために作った感情”との葛藤となります。簡単なことではありませんがHSPの皆さんは少しずつそういう意識を無意識にもってこれるようになれるといいですね。

そして非繊細さんであるパートナーも少しでいいので作業音を優しくしていただければ嬉しいです。大きい音が出てしまったときはちょっとの声掛けで気持ちが楽になります^^

緊迫した状況では普段以上に耳が良くなる

パートナーと喧嘩をして家の中に嫌な空気が流れているときは特に耳が良くなります。

HSPにとってこれはあまり嬉しいことではないです。

一旦話が落ち着いてお互い別の作業に入ったとしても“実はまだ怒っているのではないか”という気持ちが一緒にいて、相手の動いている音などで感情を読もうとします。

なんならイラっとして違う部屋で大きい声を出しているなんて余裕で聞こえています。

私それを何回も経験して嫌な思いをしました(笑)

相手への干渉や否定的は発言などはしていなかったのですけどね。なぜかよく突っかかられていました。

気付いてしまったHSPの方は更に喋れなくなります。

何をしたらこれが収まるのかを頭をフル回転させて考え始めるので、恐らく皆さんの想像以上に疲れていると思います。

このようにタイミングも絡んで相手の行動する音が普段の倍以上聞こえているので、出来れば少しお互いの中で嫌な空気が流れているときはすぐに離れることなく、少し一緒に何か作業をしたり、ドリンクを飲んでまったりしてから次に移れたらいいですね。

HSP(繊細さん)とは“パターンシーカー”である

規則性を見つけるのがとても得意ということです。

HSPの特徴であり良い面と悪い面の両方を持っていると思います。

  • 良い面としてはよくビジネスの場では才能が活かされます。

1つ例をあげると、売り上げの良い商品・悪い商品の特徴などを見つけて、それをパターン化します。その売り上げが伸びるパターンを吸い出して次のビジネスに生かしていけるのがHSPの“パターンシーカー”というスキルです。

  • 悪い面としてはパターンを知ることで自分が生きづらくなることです。

特にパートナーとの生活でこのようにパターンを読む癖が出てしまうと、〇〇をパートナーが始めたらこう動かないと怒られる、あの時こう言って怒られたから言われる前に動き始めないと、みたいなトラウマとセットでパターンを学び始めます

怒られる流れが必ずセットで頭に入っているので、そのことに関係することについてHSPの人間は話を振りにくいです。

なのでHSPの方には是非穏やかな方と巡り会っていただけたらなあと思いますし、パートナーとなっている方は優しい話し方を少しでも心がけていただけたらと思います。



“言っていること”と“やっていること”の矛盾はトラブルの原因

“パターンを学ぶ“という流れから話を続けますが、

”自分がやったことに対して怒られたことをしっかり覚えている“ということは”相手が同じことをやったとき直ぐに気付く“ということです。

恐らく直接は言ってくれませんが(言ったら怒られるかなと思っている)流石のHSPでも納得はいきません。

私はあまりにも納得いかな過ぎて写真におさめたこともあります(笑)

私がトイレットペーパーの補充を忘れたときにネチネチ怒られましたがその後に私がパートナーの代わりに補充した日がありましたし、脱衣所で使ったティッシュをそのまま置いてきてしまった時も「そんなに怒る?」ってほど怒られましたが、何度も私が気付いてパートナーの出したゴミをゴミ箱に入れたこともありました。小さいことですがそれが日常的に言われ続けると頭がおかしくなっていきます。

私はお互い支えあって生きていきたかったから、そんな言われ方をするという想像をしていなかったのであの時のパートナーからくる強烈なイライラは想定外でした(笑)

笑わないと話せないくらい、嫌な思い出の1つです。

なので指摘するのなら自分をしっかり正してから指摘しましょう。

これはHSP相手だからというわけではないですが、当然のことですよね。

ドッキリ番組が苦手な人がいる

みんながハッピーになるドッキリなら全く問題ないのですが、“急にAさんがBさんにめっちゃ怒られる” “Aさんが理不尽に怒られて泣き始める”のようなドッキリは本当に無理な方はいます。最終的にテッテレーと笑顔で終わったとしても、それまでの過程で自分がまるでAさんになったような感覚で番組を見てしまっているので終わったころにはかなり疲れています。

HSPの方が相談相手として頼られやすいのは“共感する力”がとても大きいからです。その共感のスキルのせいでドッキリ番組の張り詰めたシーンからはHSPの方にかなりの疲労を与えます。なので自分がHSPと自覚している方に対しては、可能であれば「疲れない?」「大丈夫?」というような声掛けがあったらいいなと思います。



まとめ

色々書いてあって、もしかしたら非繊細さんからしたら面倒くさく思われたかもしれませんが、HSPの方は相手に合わせるのは得意です。合わせすぎるくらい得意です。普段からあなたに歩幅を合わせようとしてくれていることを思えば、少しは今採り上げた項目は許せるのかもしれません。もし許容できなくてもお互いの話し合いで共に納得できているのなら問題ないと思います。話し合う時は穏やかな口調・表情でしてくださいね。

「俺(私)HSPだから~」という言葉を使って自分のペースに相手を合わせるように言う人は本当にHSPなの?と私は思ってしまいます。

そういう方の話をよく聞いた上で勝手なことを言っているようなら甘やかす必要はないです。違うものは違うと言ってあげてください。「甘えんな」と。

あなたが気を付けていこうという姿勢を見せているのなら、HSPの方も自分の体質を理解し改善していこうという姿勢を見せていくのは当然のことです。

今回のお話に挙げたのは

  • 大きい音が苦手

→相手の機嫌に敏感

  • 緊迫した状況では普段以上に耳が良くなる

→非常に心配性なのが原因

  • HSP(繊細さん)とは“パターンシーカー”である

→相手が怒った原因を強く覚えている

  • “言っていること”と“やっていること”の矛盾はトラブルの原因

→相手が指摘してきたことを、指摘した本人がやっているとすぐに気付く

→指摘されたことはよく覚えている

  • ドッキリ番組が苦手な人がいる

→共感する力が強いので自分のことのように感じてしまい疲れてしまうことがある。

以上になります。

第1弾として記事を書いてみました。

勿論、すべてのHSPに該当するわけではありません。

パートナーと良い関係を保つための参考に少しでも参考になればと思います。

今回も読んでいただきありがとうございました。

これからも共に良い人生にしましょう。

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